ベーチェット病の検査

●ベーチェット病かどうかの診断の参考となる検査

○皮膚の針反応の陰・陽性
 
22~18Gの比較的太い注射針を用います。「針反応」とはベーチェット病に特徴的な皮膚の過敏性の典型で、清潔な針を軽く刺したところの皮膚が赤くなりますが、その赤みが次第に増して48時間後には明らかな発赤や硬結を示し、ときには中心に膿をもったできものにまで成長してしまう反応のことを「針反応」と呼びます。この針反応が見られるか見られないか、検査するのです。ベーチェット病では、この反応は多くの患者さんに見られますが、たまたま針反応に反応しない患者さんもいるので、この針反応に反応しなかったからといって、ベーチェット病ではないとは断言できないのが現状です。

②レンサ球菌ワクチンによるプリックテストの陰・陽性
  
レンサ球菌による過敏反応とは、ベーチェット病の患者の多くはStreptcoccus sanguisをはじめとする口腔内レンサ球菌に強い過敏反応を示すことがわかっているので、レンサ球菌死菌抗原によるプリックテストで20~24時間後に強い紅斑反応が出るかどうかを試してみる検査です。

③炎症反応

赤沈値の亢進、血清CRP の陽性化、末梢血白血球数の増加、補体価の上昇を調べます。

④病理所見

急性期の結節性紅斑様皮診では中隔性脂肪組織炎で浸潤細胞は多核白血球と単核球の浸潤 によります。単核球の浸潤が中心で、いわゆるリンパ球性血管炎の形をとります。全身的血管炎の可能性を示唆する壊死性血管炎を伴うこともあるので、その有無をみるのです。



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